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新型コロナ後遺症の記憶障害、集中力低下、疲労感などの症状はセロトニン不足が原因の1つ

新型コロナ後遺症である咳、痰、息切れなどは吸入薬、咳止めなどで改善します。吸入薬はフルティフォーム、レルベア、ビレーズトリー、テリルジ―などが有効です。咳き止めはリフヌアなども有用です。
それに対して記憶障害、集中力低下、疲労感、筋肉痛、不眠などは最近の研究でセロトニン不足が原因の1つであると発表されました。 従い以下の治療は有用と考えれます。
1,セロトニン受容体を刺激しセロトニン再取り込みを促進する薬 トリンテリックス 胃腸障害が起きにくく使いやすい。
2,セロトニン再取り込みする薬 意欲改善はあまり効かないが不安、強迫症状には有効 レクサプロなど。胃腸障害が起きやすい。
3,セロトニン放出する薬 食欲増進効果もあり眠気が生じるため不眠症の改善する効果ある。 リフレックスなど。
当院では症状に応じて使い分けしますが主に1から使用しています。

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